受賞概要
| 受賞作品 | 保育AIシステム「hinary(ヒナリー)」 |
|---|---|
| 賞名 | キッズデザイン賞 |
| 受賞年度 | 2026年度(第20回) |
| 部門 | 出産・子育て支援部門 |
| カテゴリー・応募分野 | コンテンツ・サービス(保護者・事業者向け) |
| 対象 | アプリケーション(事業者向け) |
| 受賞作品ページ | https://kidsdesignaward.jp/search/detail_260313 |
受賞の背景
保育の現場では、指導計画、日誌、連絡帳、おたよりなど、保育士が日常的に作成する書類が多岐にわたります。東京都の調査※では、退職を考える保育士の54.0%が理由に「仕事量が多い」を挙げ、現在の職場で「事務・雑務の軽減」を望む保育士も40.1%にのぼります。書類業務を含む保育士の負担軽減は、保育を持続可能な生活インフラにしていくために避けては通れない課題です。
一方で、0〜5歳の子どもの育ちにとって何より大切なのは、保育士との応答的な関わりの時間です。ヒナリーは「保育士が子どもと向き合う時間を増やす」ことを目的に開発されました。書類業務をAIが支えることで、生まれた時間を子どもたちのために使える環境をつくります。
今回の受賞では、保育士の働き方を支えることを通じて、子どもたちが育つ環境そのものをより良くしていく取り組みが評価されました。
※東京都「令和4年度 東京都保育士実態調査」より
コメント
審査委員コメント(キッズデザイン賞 公式サイトより)
「保育の現場で保育士が子どもと向き合う時間を作るための、事務負担軽減ツールとして有用なものである。連絡帳の作成や指導計画、イラスト作成など多岐にわたる書類作業をAIで効率化する点を評価した。保育の質を維持しつつ、保育現場の働き方改革に寄与するシステムとして効果検証をしながら、さらなる進化を期待したい。」
エイチテクノロジーズ 代表取締役CEO 池田 亘希のコメント
「節目となる第20回キッズデザイン賞をいただき、大変光栄です。ヒナリーは、子どもの育ちを支える保育士との関わりの時間をAIで取り戻すために生まれました。単なる業務削減だけではなく、保育の質の維持・向上を目指し、進化を続けてまいります。」
保育AI「ヒナリー(hinary)」について
保育AI「ヒナリー」は、保育・幼児教育に特化した生成AIサービスです。毎日の保育業務、おたより・連絡帳・指導計画などの書類作成を強力にサポートし、保育士の業務負担を軽減します。また、保育関連業務だけではなく、運営業務に関わる理事長、現場指導を行う園長や主任、さらには給食栄養、事務など園運営にかかわる全ての職員が活用いただけます。公益社団法人全国私立保育連盟推奨。
2025年8月に正式リリースを行い、幼稚園・保育園・認定こども園といった様々な保育施設において、全国で導入が進んでいます。
キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は、「子ども自らが次の社会づくりに参画する」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもたちが安全・安心に日々を暮らせる」「誰もが当事者として子育てに参加する」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。